タイ撮影許可 フイルムボードについて

外国の企業、メディアがタイ国内でNews取材を除く映画、番組、ビデオ、写真等の撮影をする場合タイ王国内務省フイルムボード委員会の撮影許可が無いと取材はできません。また、取材の約15日前までにタイ語か英語で在タイのコーディネート会社かプロダクションを通してフイルムボードに申請します。
フイルムボードは撮影される内容がタイ王国にふさわしいものかを判断し撮影許可証を発行します。王室、仏教施設、遺跡などの取材は特に厳しくチェックし国のイメージを損なう事の無いようにするための機関です。
この申請は日本のタイ大使館経由でお客様自身でも行えますが本国とのやり取りに許可証発行迄約1ヶ月かかります。在タイのコーディネート会社も必要です。
無許可で撮影を行うとタイ王国法律により、逮捕、裁判で処罰される場合があります。

フイルムボード撮影許可申請について必要な書類

  1. 入国するスタッフの役職(P,D,出演者など)を明記したリスト&精密なスキャン画像で各自のパスポートコピーと写真2枚(3X5)
  2. 撮影する映像の主旨&内容、目的、使用法(放送局、時間)など
  3. 入国便名、撮影場所、撮影内容明記のスケジュール(後日変更可能)
  4. 現地受け入れ先が分かっていれば担当者、連絡先
  5. 機材リスト
  6. レターヘッド用紙(会社ロゴ・英文住所・電話番号入り)データをGPAが作ります。書類作成後責任者(プロデューサー)にサインをいただきます。

上記1〜6をメールにデータ添付でお送りください。

この撮影許可が出た後に遺跡や国立公園に撮影許可申請ができます。
国立公園や遺跡等の撮影許可は監督官庁に対し申請書類をフィルムボード許可証とともに提出し個別の判断を得る必要があります。
取材にはフイルムボードの担当者がセンサーとして同行し内容を現場でチェックします。
センサーには、事前に日当を払う必要があり。食事代、宿泊費、交通費は取材側の負担でスタッフと同等以上が必要です。
撮影が終わったテープには正式に許可された撮影の証としてシールが貼られ出国時に問題なく国外に持ち出す事ができます。
撮影に際しても公共の施設や警察、お寺等に対し推薦状を発行してくれる等撮影がスムースに行えるようにも協力してくれます。

近隣の各国も撮影許可必要書類もほとんど同様ですが取得迄の期間が国によって異なります。
詳しくはお問い合わせください。